草原猫

猫好きさんなら知っている『猫草』。

昔飼っていた猫ちゃんは、猫草だーい好きでしょっちゅう食べてました!

なので、今我が家で飼っているアメショー君にも与えようと思ったのですが、まだ子猫の子に挙げても大丈夫なのか!?

そもそも与える目的ってなんだっけ?

と、ふと疑問に思い調べてみましたので、ご紹介します♪

 

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猫草ってなに??

猫草

猫草とは、読んで字の如く『猫の為の草』です。

猫が食べる用の草の総称の事で、猫草という種類があるわけではないんだそうです。

一般的には、燕麦(エンバク)、鳩麦(ハトムギ)、エノコログサ(猫じゃらし)などのイネ科の植物が猫草として売られています。

猫草を食べる目的と効果

毛玉を吐き出すため

起きている時間の大半をグルーミングの時間に充てている猫ちゃん。

ペロペロしながら飲み込んでしまった大量の毛は、溜まりすぎてしまうと胃や腸に詰まってしまいます。

そうならないために猫草を食べることで胃を刺激して、飲み込んだ毛を吐き出しやすくしているという仕組みだそうです。

お通じを良くするため

猫草にたっぷり含まれる食物繊維を摂って、お通じを良くする目的で食べているとの説もあります。

これは人間も同じですね。

でも猫ちゃんが自分で『便秘には食物繊維…』って考えて食べているのかと思うと、本能って凄いですよね!

ビタミン補給のため、

猫草には葉酸というビタミンが豊富に含まれています。

猫ちゃんは不足しがちなビタミンを猫草を食べることで補っているらしいですよ。

メインの食事とは違うので、サプリメント代わりですかね♪

ストレス解消のため

我が家で飼っているアメショー君もそうなんですが、猫って何かガジガジ噛むの好きじゃないですか?

猫草をムシャムシャと食べる行為が快感で、ストレス解消になっているようです!

子猫に与える必要性

草原子猫2

猫が猫草を食べる理由が分かりましたが、では猫草を積極的にあげた方がいいのでしょうか?その答えは…

猫草はマストではないのです!

なんと!

詳しく調べてみると、子猫を含め猫ちゃんに猫草をあえて食べさせようとする必要はないとのこと。

理由はこちら!

毛玉は吐き出すのは胃に負担がかかる

毛を出すのはいいけど、吐いてる姿を見るとちょっと心配になります。。

実際、吐きすぎると脱水症状を起こしたり、胃を荒れさせてしまう可能性があるので注意が必要です。

飲み込んだ毛は基本的に便と一緒に出ていくことが多く、吐き出す方法しかないわけではありません。実際、良く吐く子もいればほとんど吐かない子もいますよね。

ブラッシングをまめに行い、飲み込む毛の量を減らしたり、便からの毛玉も排出を促す『毛玉ケア』のペットフードもありますので、気になる方はこれをあげてみるのも良いですね♪

植物から栄養を摂取するのが難しい

そういえば猫は立派な肉食動物、忘れてました!

祖先の頃からお肉ばかり食べている猫ちゃんは、植物を消化する酵素をほとんど持っていないそうなんです。猫草を食べる子のウンチを見てみても、そのまま出てきていたりします。

なので栄養面を考えて猫草をあげているなら、専用のサプリやペットフードの種類を気にしてあげることで解決です!

便秘対策に猫草でなければいけない理由はない

『便秘には食物繊維!』という事自体は間違ってはいません。

でも、これも猫草でなければいけない理由がありません。

ただ猫ちゃんは便秘になりやすい動物なので、たっぷり水分を摂るようにしてあげるのを

心がける事と、便秘対策用のペットフードを活用するなど工夫してあげてください。

 

でもうちの子大好きで食べたがるんだけど、どうしよう。。。という方。

あげてしまっても問題はありません!ストレス解消にもなりますしね♪

でも猫草を食べた後、何度も吐いたり、ウンチが出ないなどの症状が見られた場合は体質的に合っていないという事があるので、あげるのは控えましょう。

子猫にはいつからあげてもいいの?

草原子猫1

まだうちの子小さいんだけど、もう猫草あげていいのかしら。。?とお思いの方。

子猫の場合、食べた猫草を消化しきれず嘔吐や下痢をしてしまう可能性があります。

まだ小さい頃だと吐く行為自体が大きな負担となってしまいかねません。

もし猫ちゃんに猫草を与えるとしたら、大体1歳を過ぎた大人の身体つきになった頃からあげるのが良いようです。

まとめ

  • 猫ちゃんが猫草を食べる理由は、毛玉や栄養補給、ストレス解消、便秘対策の説がある。
  • 必ずしも猫草をあげた方がいいというわけではない!
  • 毛玉を吐く行為が胃を傷つけたり脱水を起こす原因になる。
  • ペットフードは栄養も十分摂れるし、毛玉や便秘対策も出来ます!
  • でもあげちゃいけないわけではありません。好きな子には適度にあげましょう!
  • 子猫の頃は、消化不良を起こしたり吐く行為による負担があるため、猫草をあげるのは1歳過ぎた頃から。

 

猫草を食べる理由なんて、毛玉を吐き出すくらいの事しか知らなかったので、いろいろあって驚きでした。

あげるかあげないかは、それぞれ飼い主さんと猫ちゃんとで相談が必要ですね。

猫ちゃんの好みに合わせて与えてあげるのが一番ですが、食べた後の体調などよくチェックして、本当に必要かどうかを見極めてあげてくださいね!

 

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