最近、猫ちゃんの首輪は色んなデザインの物がありますよね!
どれも可愛いですが、ザ・首輪の定番と言えば、やはり鈴付きのもの!
首輪に鈴が付いていると、何となく『日本の猫』って感じがして良いですよねぇ♪
しかし最近では、鈴つきだとストレスを感じさせてしまう為、鈴なしを選ぶ飼い主さんが増えているとのこと!
これから首輪をどうしようか考えている方は、どうすればいいのか判断材料が欲しい所ですよね、私もその一人です!
そこで、今回は鈴つき首輪をつけるメリットやデメリット、また鈴をつけるようになった歴史についても調べてみました!
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そもそも鈴をつけるのはいつ頃から?
猫に鈴をつけるという発想はいつ頃からあるのか、まずはその起源に迫ってみました!
時は遡って江戸時代初期、ネズミなどの害獣から農作物を守る為に農家で飼われる事の多かった猫が、段々と庶民の間でもペットとして飼われるようになってきました。
またその頃、西洋から伝わってきたイソップ物語が日本に広まり、その中の『猫に鈴をつける』というお話の影響から、飼い猫の首輪に鈴をつける事が広まったそうなのです!
現代ではメジャーなスタイルですが、なんとそんな昔から始まっていたんですね!
鈴つき首輪のメリット
猫に鈴を付ける事が広まった最大の理由は、ズバリ『見た目が可愛い』からでしょう!(笑)
もちろんそれ以外にも、鈴付き首輪がよく使われてきたのには、理由があります!
そのメリットはこちら!
音で居場所が分かる
猫は音を立てずに忍び足で歩くことが出来る為、家の中でもどこにいるかわからなくなる事があります。
なので、扉を閉めようとした時に、気を付けていないとうっかり猫を挟んでしまいそうになる事も。。。危ないです!
首輪に鈴が付いていると、動くたびにチリチリ鳴って今どこに猫ちゃんがいるのかを知ることが出来、事故を防ぐ事が出来ます。
また、外に脱走してしまった時にも、近くにいれば鈴の音で見つけられる可能性が高まります。
狩りの防止
外と中を出入り自由な猫ちゃんだと、たまに野生の血が騒いで、鳥やネズミを捕まえちゃう事があります!
義理堅い猫ちゃんだと、それを飼い主に献上するために持って帰ってきて、玄関開けたらビックリ!なんてことも。。。
猫ちゃんが食べちゃったら病気になりそうだし、こっちも貰っても処理に困りますよね。
そこで首輪に鈴をつけておく事で、鈴の音に獲物が気づいて、猫に捕まらないようにすることが出来ます。
鈴つき首輪のデメリット
鈴つき首輪にメリットがあるのはわかりました。
しかし冒頭でもお話ししたように、最近では鈴付き首輪を選ばない飼い主さんが増えてきています。
その理由はこちら!
鈴の音が猫のストレスになる
これが唯一にして最大のデメリットではないでしょうか。
猫は犬や人と比べて、とても優れた聴力を持っています。
動くたびにチリチリ鳴られていたら、耳のいい猫はとてもストレスに感じてしまいます。
長期間与えられ続けるストレスは、健康を害してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
自分に置き換えてみても、一日中ずーっと顔の周りで鈴を慣らされていたら、気が滅入ってしまうかもしれませんね。。。
結局、鈴あり?鈴なし?
結局のところ、首輪に鈴をつけるのはどちらがいいのでしょうか。
飼い主からすると鈴つき首輪はメリットがあるのですが、猫ちゃんの事を考えると、ストレスになる事は避けてあげたいのが正直なところですね。
完全室内飼いの場合、扉を閉める時など注意すれば、特に必要ないように思えます。
しかし、脱走や事故防止の為に鈴付き首輪をつけたい場合には、大人になってからではよりストレスを感じさせてしまう可能性があるので、子猫の頃から慣れさせてあげる事が大切です。
実際、昔からつけている子は全然気にしていない様子の猫ちゃんも多いですよ。
まとめ
- ネズミを捕る為に農家で飼われていた猫には、鈴をつける文化はなかった。
- ペットとして飼われ始めた頃、イソップ物語の影響から鈴をつけるようになった。
- 鈴つき首輪のメリットは、居場所が分かる事と狩りをさせない事。
- 鈴つき首輪のデメリットは、その音が猫にとってストレスになる事。
- 完全室内飼いの場合、鈴の必要性はあまりないかも。
- 鈴をつける場合は、子猫の頃から慣れさせる!
以上、猫と鈴つき首輪についてまとめました!
チリチリ鈴を鳴らしている姿が可愛いので、鈴つき首輪をしたくなっちゃいますが、猫ちゃんのストレスを考えると考えものですね。
もちろん生活環境次第では、鈴つき首輪も必要な場合があると思うので、メリットとデメリット両方を考慮した上で、ご自宅の猫ちゃんにとって良い方を選んであげてください♪
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