外出自由の飼い猫が出ていったきり帰って来ない!
完全室内飼いの猫が脱走して帰って来ない!
飼っている猫がいなくなってしまった経験がある猫飼いさんは多いでしょう。
私もその一人で、何度も飼い猫を脱走させてしまっては、帰って来ない、帰って来ないと嘆き、不安になったものです。
猫はとても自由な生き物。
飼い主が思ってもみない行動を起こすこともあります。
その行動一つ一つにはちゃんと意味があるものです。
飼い猫がいなくなってしまう理由を、自発的に家出するケース・帰って来られなくなるケースの2つに分けてお教えします。
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<自発的に家出するケース>
1.死期を悟った?
猫が死ぬときに姿を隠すと聞いたことはありませんか?
猫は体調が悪くなると天敵がいないところに隠れ、回復を待ちます。
そしてそのまま回復できずに死んでしまうことも。
死ぬためにいなくなるのではなく、生きるためにいなくなっていたのです。
飼い猫の最期を看取りたい飼い主さんには完全室内飼いをお勧めします。
また、完全室内飼いの方が体調不良を早く察知でき、命を救うことに繋がったり、痛みや苦しみを和らげてあげることができやすいと言えます。
2.不満がある
猫はとても気分屋な生き物。
住み着いていた家に何か不満ができたからいなくなったのかもしれません。
新入りの猫が住み着いたからとか、ご飯が気に入らないとか、理由は様々でしょう。
外出自由の飼い猫は、家をいくつも回っていたりします。
あなたの家から飼い猫がいなくなってしまったなら、他の出入りしている家に住み着いてしまった可能性もあります。
不満要素を取り除けば帰って来てくれるかもしれません。
<帰って来られなくなるケース>
3.外出先で危険な目に遭った
野良猫や外出自由の飼い猫の交通事故死はとても多いんです。
事故にあって命は助かっても、体に怪我を負ったことで動けず、帰れないことも。
また、首輪が枝などにひっかかって窒息してしまったり、猫に害のある植物を食べてしまったり、野良猫と喧嘩をしたり、外の世界には危険がいっぱいです。
交通事故や喧嘩で怪我を負って動けずに帰って来られないのなら、回復した場合帰って来られることもあります。
大切な猫ちゃんを危険な目に遭わせないためにも、完全室内飼いを徹底することをお勧めします。
4.迷子になった
完全室内飼いの猫が脱走し、迷子になってしまうことはときどきありますが、外出自由の飼い猫も稀に迷子になることがあります。
縄張り内で迷子になることはありませんが、野良猫に追いかけられるなど、やむをえず縄張り外に出てしまった場合に帰り道がわからなくなるのです。
家の周りや家から少し離れた場所を探したり、保健所などの迷い猫が持ち込まれる施設に連絡を入れておくと帰ってきてくれる可能性が高くなります。
完全室内飼いを!!
猫がいなくなる理由を4つ挙げました。
<自発的に家出するケース>
- 死期を悟った?
- 不満がある
<帰って来られなくなるケース>
- 外出先で危険な目に遭った
- 迷子になった
そのほとんどが飼い猫を外出自由にさせていることが原因といえます。
猫は家の中だけでも、生理的欲求が十分に満たされ、上下運動ができて楽しく遊べて、大好きな飼い主とときどきスキンシップを取ることができれば幸せに暮らせるんです。
私の猫は完全室内飼いですが、毎日楽しそうに暮らしています。
というのも、猫たちが退屈しないようにおもちゃで遊んだり、外を眺められるように家具を窓の下に配置したり、ときどきおやつをあげたりして工夫しているからです。
そういった工夫をして猫たちが楽しんでくれると嬉しいものですよ。
完全室内飼いをすれば、大切な猫ちゃんを危険な目に遭わせたり、痛い思い・苦しい思いをさせることが少なくなるでしょう。
なにより、飼い主さん本人が、猫ちゃんを失うという辛い思いをしなくてすむかもしれません。
猫ちゃんのためにもご自分のためにも、完全室内飼いを徹底しましょう!!
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