私が猫の多頭飼いを始めたとき、かなり悩んだのが食事でした。
先住猫は成猫、新入り猫は子猫だったので、カリカリの種類が違ったんです。
そして新入り子猫が成長したあとも問題が…
一匹が太り始めたのです…
なぜでしょう?
気をつけないと恐ろしいことになる猫の多頭飼いの食事。
きっちり管理して、猫たちに健康的に長生きしてもらいましょう♪
これから多頭飼いを始める方も、既に多頭飼いをしている方も必見です!
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別々に食事させる必要性
別々に食事させる理由は2つあります。
食事の種類が異なる。
先住猫が成猫で新入り猫が子猫の場合や、一匹が病気になり、療法食を食べさせなければならない場合などです。
肥満
私は以前、別々に食事させるのではなく、一日分のカリカリを猫たちがいつでも食べられるように出しっぱなしにしていました。
すると、早食い大食いの一匹が太り始めたのです。
テレビで丸々と太った猫を見かけますが、その多くは一緒に住んでいる他の猫のご飯を横取りしていることが原因で肥満になっているようです。
丸々太ってたって、かわいいからいいじゃん♪
と思ったそこのあなた、ダメなんです!
肥満のリスクは以下の通り。
- 糖尿病
- 心臓病
- 下部尿路疾患
- 関節炎
- 口腔内疾患
これらのような、肥満が引き起こす様々な病気で苦しむのは猫たちです。
猫たちがカリカリやおやつを美味しそうに食べるのを見ていたい気持ちもわかるんですが、そこはぐっと堪えて、猫たちの健康のために食事は制限しましょう。
別々に食事させる方法
別々に食事させる方法は様々で、飼い主さんの環境に左右されると思います。
飼い主さんが日中家に居られる場合は簡単。
一日に何回食事させるかを決めて、一日に必要な量をその回数に分けて与えれば良いだけです。
もちろん、食べ残しはすぐに片付けてください。
一度にたくさん食べられない子もいると思うんですが、そういう子は特別に回数を増やしてください。
飼い主さんが日中家に居られない場合、方法は3つあります。
外出前と帰宅後に食事させる
ただ、一気に食べず、小分けに食事する猫がいる場合この方法はうまくいかないでしょう。
小分けに食事する猫が満足に食べられず、カロリー不足になってしまいます。
飼い主さんの外出中はそれぞれケージに入れておく
それぞれのケージにそれぞれにあったご飯を入れておけば、横取りの心配がないですし、猫が好きなときに食べられるのでカロリー不足になることはありません。
この方法は、イタズラや脱走を防ぐこともできますし、猫をケージに慣れさせておくといざというときに結構役に立つので、一石三鳥といったところでしょうか。
帰宅後にはケージから出し、たっぷり遊んであげましょう。
飼い主さんの外出中、別々の部屋に隔離する
ケージの場合と似たような感じで、ご飯を出したままにしていても横取りもされず、猫が好きなときに食べられます。
また、他の猫と一緒にいたくないという猫もいると思うので、一人で気分転換できるいい機会かもしれません。
猫の匹数が多いとこの方法は使えませんが、2~4匹くらいなら活用できそうですね。
飼い主さんの環境に合った方法を、そのまま試してみるなり、組み合わせるなりしてぜひ実践してみてください♪
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食事は猫の体を作る!
愛猫がおいしそうにご飯を食べている姿は本当にかわいくて、飼い主からしたらそれはそれは幸せな瞬間です。
ご飯を食べなくなったときには、胃が痛くなるほど心配するものです。
だからといって、好きなだけ食べさせてしまうと肥満になり、病気になりやすくなってしまいます。
まさに、食事が猫の体を作るので、食事には気を使ってあげてくださいね。
もちろん、太らない程度にならご褒美のおやつをあげてもOKです♪
大切な愛猫だからこそ、甘やかしすぎずに食事をきっちり管理して、いつまでも健康でいてもらいましょう!
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