たくさんの猫

近年、増加している多頭崩壊。

多頭崩壊とは、猫が増えすぎて飼い主の手に負えなくなり、お世話ができなくなることをいいます。

 

「崩壊」なんて、恐ろしいネーミングですよね。

 

でもその現場は「崩壊」どころではなく、「地獄絵図」なんだとか…

 

多頭崩壊について、多頭飼いの大変さを日々痛感している私が解説していきます。

 

正しい知識を身につけてきちんと対策すれば、あなたのお家が地獄絵図のような状態になることはありませんから、安心してくださいね。

 

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どんなことが起こる?多頭崩壊の問題点

捨て猫

多頭崩壊は地獄絵図だと言いましたが、実際にどんなことが起こるのでしょう?

多頭崩壊により起こる問題をまとめてみました。

猫に起こる問題
  • 食糧不足、水不足になる
  • 狭い空間にぎゅうぎゅう詰めになって暮らさなければならない
  • 不衛生なため、病気が蔓延し、満足な治療も施されない
  • 近親交配により、不健康な子猫が産まれやすくなる
人に起こる問題
  • 近所迷惑(鳴き声、匂いなど)
  • 金銭的な余裕がなくなる
  • 不衛生なため、健康を害する恐れがある

 

想像してみてください。

 

ある日、飼い主さんは増えすぎた猫たちのお世話を満足にできなくなりました。

 

猫たちはご飯を満足に食べられず、水も飲めず、少しずつ衰弱していきます。

ときには共食いも起こるそうです。

 

そして猫たちの糞尿、毛が部屋中にこびりついて悪臭を放ち、

 

原型をとどめない猫の亡骸がところどころに落ちています。

 

猫たちの間に病気が蔓延しています。

 

ウジ虫などの害虫が大量発生していることもあるそうです。

 

最終的には飼い主の手に負えなくなり、ボランティア団体が猫を保護することが多いみたいです。

 

想像しただけでもゾッとしますよね…

でもこういったことが実際に起きているのです。

 

多頭崩壊の現場の写真を見たことがありますが、とても人や猫が暮らせるような環境ではありませんでした。

 

気になる方は調べてみてください。かなりショッキングなものも含まれるので、自己責任でお願いします。

多頭崩壊はなぜ起こる?

猫の親子

多頭崩壊はズバリ、去勢避妊手術を怠ることで起きます。

 

猫は生後半年くらいで子供を産めるようになり、親子でも兄妹でも関係なく交尾するんですよ。

 

始めは数匹でも、すぐに数十匹、数百匹になってしまいます。

 

そうなるともう一人ではどうすることもできません。

 

多頭崩壊を起こしてしまうのは、ブリーダーや高齢の猫好きの方などさまざまです。

 

猫が好きだから、かわいそうな野良猫を連れて帰ったり人から猫をもらったりしていてどんどん増えていき、お金が足りないから去勢・避妊手術ができない…

という人は意外と多いみたいなんですよ。

 

楽にお金儲けしたい悪徳なブリーダーなどの、猫への愛がない人たちだけが多頭崩壊するわけではないんですよね。

 

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多頭崩壊しないためにできること・気を付けるべきこと

猫に去勢・避妊手術を受けさせる

オぺ

多頭崩壊しないために、必ず猫たちに去勢・避妊手術を受けさせてください!

若いからまだ大丈夫だろうと思っていたら妊娠していたなんてこともありえます。

 

また、室内飼いだから大丈夫だと思っていても、脱走したときに妊娠して帰ってくることもあるんです。

猫たちが去勢・避妊手術できる年齢(生後半年くらい)になったら、先延ばしせずにすぐ手術してください。

 

去勢・避妊手術がかわいそうだという方がときどきいますが、猫は既に野生の動物ではなく、人と暮らす動物なんです。

去勢・避妊手術をしない方が猫にとってかわいそうな結果になってしまうことは明らかです。

飼えない猫を拾ったり、貰ったりしない

無闇に猫を拾ったり貰ってきたりしないでください。

 

かわいい、かわいそう…

という気持ちはわかるんですが、猫を飼える数には限界があります。

 

その限界を超えてしまうことで、最終的には去勢・避妊手術ができず、多頭崩壊に繋がりかねません。

 

猫の平均寿命は約15年

本当に飼えるかよくよく考えてから迎えてくださいね。

軽い気持ちで繁殖させない

繁殖させたいという方は、繁殖のための知識とお金を蓄え、計画的に行ってください。

軽い気持ちで繁殖させようなんて絶対に思わないでください!!

 

 

多頭崩壊は、飼い主さんに猫に関する正しい知識があり、冷静な判断ができさえすれば簡単に防ぐことができるんです。

 


不幸なペットを減らすために…

籠の中の子猫

多頭崩壊の問題点は以下の通りです。

 

<猫に起こる問題>

  • 食糧不足、水不足になる
  • 狭い空間にぎゅうぎゅう詰めになって暮らさなければならない
  • 不衛生なため、病気が蔓延し、満足な治療も施されない
  • 近親交配により、不健康な子猫が産まれやすくなる

<人に起こる問題>

  • 近所迷惑(鳴き声、匂いなど)
  • 金銭的な余裕がなくなる
  • 不衛生なため、健康を害する恐れがある

そして、多頭崩壊を防ぐには…

  • 猫に去勢・避妊手術を受けさせる
  • 飼えない猫を拾ったり、貰ったりしない
  • 軽い気持ちで繁殖させない

この記事では多頭崩壊を紹介しましたが、多頭崩壊以外にも、日本のペット業界は多くの問題を抱えています。

 

悪質なブリーダーやペットショップ。

ペットブームに乗っかり、ペットを衝動買いする無知な飼い主。

なかなか減らない野良猫や、犬猫の殺処分数。

 

ペットに関する多くの問題は山積みで、簡単に解決できるものばかりではありません。

 

それどころか、そういった問題を知らない人も大勢います。

まずは、より多くの方に日本の現状を知ってもらうことから始めなければならないと私は思っています。

 

知っていることで防げることは多いのです。

 

何か大それたことをしなければならないということはありません。

まずは知ることが大事なんです。

 

そして知ったあなたは、周りの人に伝えてください。

周りが間違っていたら、正しい知識を伝えてください。

 

みんなが知り、意識を変えていけば不幸な命を減らすことができると私は信じています。

 

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