我が家の3匹の猫たちは、ときどきケンカかジャレ合いかよくわからないもみ合いをすることがあります。
羽交い締めにされて
んにゃっ!と鳴いたり、
シャーシャー威嚇したり…
もみ合いを止めた方がいいのか悩むこともしばしばです。
これから多頭飼いを始めようと思っている方や、既に多頭飼いをしている方で私と同じ悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
今回は猫のケンカに対する疑問を解消し、飼い主がどうするべきかを考えてみましょう!
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ケンカとじゃれあいの違い
ここでいうケンカとは、「敵対行動」と呼ばれるもので、野良猫の争いがまさにこれです。
縄張り争いや、メスをめぐったオス同士の争いで、猫にとっては生きること、多くの子孫を残すことに関わってきます。
このケンカは、まずにらみ合いから始まり
「な゛ーーお」
「にゃ゛ーお」
のような長い鳴き声を出して相手を威嚇します。
我が家の先住猫が、新入り子猫と初めて対峙したときこの鳴き声をあげたのですが、めちゃくちゃ怖かったです。
いつもは人懐こくて威嚇することはない子なので驚きました。
「俺の縄張りに勝手に入ってくるな!!」
って感じだったのでしょうね…
そしてこのにらみ合いで決着がつかないと、もみ合いを始めます。
爪と牙を武器に、羽交い締めにしたりされたりしてかなり激しく戦うので、血だらけになることもしばしば。
この動画を見ればその激しさがわかるかと思います。
にらみ合いの後、3分頃からもみ合い
この戦いで相手を殺してしまうことはほとんどありませんが、戦いの傷から感染症などを引き起こし、結果的に死んでしまうことはありえます。
次に、じゃれあい。
ここでいうじゃれあいとは「序列行動」と呼ばれるものです。
犬ほどの上下関係、主従関係はない猫でも、猫同士で優劣をつけようとするのです。
私の飼い猫のもオス同士でよくこれをやっているのを見かけます。
優位な方が劣位な方に猫パンチしたり、飛びかかって羽交い締めにしたり、追いかけたりします。
また、優位な方がより高い場所にいるなど、攻撃を仕掛けていなくても優劣をつけているようです。
必ず同じ猫が優位にあるわけではなく、お互いに攻撃を仕掛けあったりしているので、結構猫同士の関係は変動があるのかな?と思います。
ケンカにじゃれあい、止めるべき?
飼い主としては飼い猫たちに仲良くしてほしいですから、にゃーにゃー鳴きわめきながらもみ合っているのを見たとき、止めたい気持ちに駆られます。
ですが、
ケンカやじゃれあいは猫たちにとって必要なもの。
止めるとかえって猫たちのストレスになることもあります。
そうはいっても明らかに異常を感じたときや、常に同じ一匹が劣位にある場合は止めるべきでしょう。
止め方としては、大きな音を出したりして猫たちの注意を逸らすのが効果的で、人間にとっても安全です。
写真のように手を出すと、怪我をしてしまう恐れがあります!
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私たち飼い主ができること
既に多頭飼いをしている方は、猫たちの関係をよく観察してみてください。
そして、それぞれが安心して寝られる場所や隠れられる場所を確保し、猫たちが同じ部屋でも棲み分けられるよう工夫してみてください。
目が合うたびに激しくケンカするような相性の悪い猫たちは、隔離することも考えた方が良いかもしれませんね。
我が家では、6歳の子が2歳の子とのじゃれあいを嫌がるときは、6歳の子だけ他の部屋にいさせ、気分転換させることでストレスを溜めないように気を付けています。
それに、もみ合ったとき怪我をしないように
爪は頻繁に切るように心がけています。
これから多頭飼いを始める方は、猫同士の相性をよく考える必要があります。
猫の本能や、一匹一匹の性格をよく理解し、私たち飼い主が工夫して猫たちにとって住みやすい環境を作りましょう。
そうすれば、猫たちは癒しを百倍にして返してくれますよ♪
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