離乳前の子猫にとって、ミルクは栄養補給と水分補給を兼ねた命の源。
だからこそ、
- なかなか飲んでくれない…
- 今まで飲んでいたのに飲まなくなった…
- 飲む量が少ない…
といったミルクに関する悩みは出来るだけ早く解決したいですよね?
私も過去2回の人工保育では色々苦労しました。
そこで今回は、
子猫がミルクを飲まない原因と対処法をお伝えしていきます!
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トイレは済ませた!?
ミルクをあげるまえに出しておかないとお腹が空かずにあまり飲んでくれません。
そして、
離乳前の子猫は自分でトイレが出来ません。
お腹が空いてみゅーみゅー鳴いていても、
まずはトイレをさせてみて下さい。
離乳前の子猫のトイレはミルク前にさせますが、
必ず出る訳じゃありません。
その時は
「次のミルクタイムで出たらいいかな」
と思うくらいでそこまで気にしないで下さい。
哺乳瓶が口にあってない?
子猫の哺乳瓶の口は人間の子と同様にサイズがあります。
まずは一番細いものを試してください。
飲ませる時には子猫を4つの足で立たせて、
うつ伏せに近い状態で飲ませてあげると上手に飲んでくれる事が多いです。
哺乳瓶の種類によっては使い始めに爪楊枝で先に穴をあけたり、
はさみで十字に切り込みを入れるタイプがあります。
切り込みが深すぎるとミルクが出過ぎて誤嚥(気管に入ってしまこと)の原因になりますし、
小さすぎるとミルクが詰まって出てこないので、吸い疲れて飲まなくなっちゃう事があります。
逆さにしたらぽたぽたミルクが垂れるくらいに調整してあげて下さい。
味の好みも十猫十色?ミルクを変えて好みをチェック!
人工のミルクはやっぱりお母さんの母乳とは味が違うはずです。
中には口に合わないから飲まないという頑固ちゃんもいる事でしょう。
ちなみに、私の時は1回目の人工保育はお腹ペコペコ状態の子だったのですんなり飲んでくれました。
いわゆる「空腹は最高のスパイス」だったわけですね。
2回目は母乳の味も覚えないうちに捨てられたので、粉ミルクが母乳にとって変わったパターンでした。
ミルクを飲まない時はミルクそのものを変えてみるのも対策の1つです。
困った時は迷わず獣医さんに相談しましょう!!
- 目が開いてない子
- 弱った状態で保護した子
は哺乳瓶もミルクの味も問題なくても、体力がなくて上手に吸えない場合があります。
私も過去に経験した人工保育のうちの1回は、目も開いてない子猫だったため吸うことが出来ず、獣医さんに相談してシリンダー(注射針のない注射器)を口に含ませて少しずつミルクをあげました。
獣医さんにも哺乳瓶やミルクはおいてあるので、もし子猫を拾ってどうしたらいいかわからない時は迷わず獣医さんに相談するのが一番安心ですね。
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まとめ
子猫がミルクを飲まない主な原因として
- トイレ前でお腹が空いてない
- 哺乳瓶の口が合わない
- ミルクの味が口に合わない
- 体力が無くて上手に吸えない
があげられます。
1から3についてはまず試してみて、それでも飲んでくれない場合にはやはり4と同じく獣医さんに相談してみる事をオススメします。
この記事をご覧の飼い主さんの猫ちゃんがミルクをいっぱい飲んで元気に育つ事を心から願っています!
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