猫ちゃんの肉球を触った時、たまにヒヤッと冷たい事ないですか?
たまたま冷たいだけかな?とも思うけど、それが病気の予兆だとしたら心配ですよね。。。
そこで今回は、冷たい肉球と病気との関係について調べましたのでご紹介します!
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なぜ肉球が温かかったり冷たかったりするの?
猫も人間と同じように、一日の中で体温は上がったり下がったりします。
基本的には温かいものですが、特に寒い冬などは体温が下がり、肉球も冷たくなる事があります。
ちなみに人間の赤ちゃんが眠くなると手や耳が温かくなる様に、猫も眠くなると肉球や耳がとっても温かくなりますよね。
うちの猫さんも眠い時は、肉球がとーっても温かいです!
これは睡眠に入る前に、身体の余分な熱を放出しているからなんですよ。
特に肉球は体温調節の役割を担っているので、体温の変化が表れやすい場所なんですね。
肉球が冷たいと病気なの?
肉球が冷たいからと言って必ずしも病気であるというわけではありません。
しかし、慢性的な冷えや極端に冷たい場合は、病気の可能性も考慮しないといけません。
心臓疾患の可能性
肉球を含む後足の全体が冷たい場合は、心臓疾患の可能性が考えられます。
特に大人のオス猫に発症しやすいと言われている『肥大型心筋症』の症状の一つに『四肢の冷え』があります。
『肥大型心筋症』とは、心臓の筋肉が徐々に分厚くなることでポンプ機能が上手く働かなくなり、十分な血流を送れなくなってしまう心臓病です。
上手く循環しない事で末端まで血液が届かず、結果的に肉球が冷たい状態になってしまいます。
その他に表れる症状
- 活動的ではなくなる。
- 後ろ足の肉球が白っぽい。
- 歯茎の色が紫色になる。
- 足元がふらついたり、引きずっている。
上記の症状が現れ始めたら急を要するので、すぐに獣医さんに診てもらってください。
そして何より早期発見が重要なので、何もなくとも定期健診はきちんと受ける様にしましょう!
肉球が冷たいときの対処法
肉球が冷たいという事は、単純に寒くて身体が冷えている場合もあります。
そんな時に出来る簡単な冷え対策をご紹介します!
寝床にカイロや温かい毛布。
肉球が冷たくてちょっと寒そうかな?と思った時には、猫さんのくつろぎスペースを温めてあげましょう♪
温かい毛布を敷いたり、カイロを忍ばせて暖を取れるようにしてあげると良いですね♪
またカイロは低温やけどの恐れもあるので、ケースに入れたりして直接触れないようにしましょう!
アドメイト (ADD. MATE) Animal Friends マニマルカバー付きカイロケースセット くまさん
ペット用の小さいホットカーペットもあるので、それを利用するのも良いですね!
アイリスオーヤマ ペット用ホットカーペット Mサイズ 角型 PHK-M
ブラッシングやマッサージで結構を良くする。
血流が良くなると手足の末端まで温まるので、ブラッシングやマッサージを行ってあげるのも効果的ですよ!
また、ストレスによる血行不良で冷えている場合もあるので、スキンシップが好きな猫さんには、どんどんマッサージしてあげましょう♪
まとめ
- 猫の肉球は体温の変化に合わせて温かくなったり冷たくなったりする。
- 室温や気温によっても冷えたりする。
- 眠い時に肉球が温かくなるのは、身体の余分な熱を放出しているため。
- 慢性的な肉球の冷えは、心臓疾患の症状の一つ。
- 早期発見が大事なので、定期健診は必ず行きましょう!
- 肉球の冷え対策には、カイロや毛布、ホットカーペットがおススメ。
- マッサージによる血行促進で、冷えを改善!
以上、肉球が冷たい理由と冷え対策についてまとめました!
肉球の冷え=絶対に病気というわけではないにしろ、思わぬ病気が潜んでいると思うとすぐ気付いてあげたいですよね。
単純に身体が冷える事で風邪を引いてしまったり、病気が悪化してしまう危険があるので、冷え対策と定期的な健康診断はしっかり行うようにしてあげてくださいね!
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