ファーミネーターの実力徹底検証!!どれくらい抜け毛が取れるのか実況付きで実験してみた。
ファーミネーターがどんなブラシかある程度わかっていただけたところで、その実力をお見せしたいと思います(^^♪
一度のブラッシングでどれくらい抜け毛が取れるのか、我が家の3匹に協力してもらい、実験してみました!
まずは選手入場(‘ω’)ノ
エントリーナンバー1
莉玖(りく)*アビシニアン*短毛
エントリーナンバー2
銀(ぎん)*日本猫(キジトラ)*短毛
エントリーナンバー3
凛(りん)*日本猫(キジトラ)*やや長めの短毛
何十分もやって猫たちがハゲても困るので、決めた時間内で実験を行います!
実験内容はこちら。
実験内容
- ブラッシングにかける時間は約2分
- ブラシを上下に動かす動作を約30回
- 猫の胴体(背中側)中心
(前回は前日に軽くブラッシングしました)
実況スタート!
1匹目は莉玖(*^-^*)
短毛とはいえ、アビシニアンは抜け毛が多いと言われる品種で、莉玖も結構抜けますね。
どれくらい抜け毛が取れるんでしょう…?
1なで目。
ブラシを入れた部分の毛並みがそろってますね♪つやつや( *´艸`)
5なで目。
背骨周辺はしっかりやりますよ!
脂肪やでこぼこな骨が少なくてやりやすいですしね(‘ω’)ノ
しかも抜け毛がよく取れます♪
10~13なで目。
鎖骨の下辺りも抜け毛が溜まりやすいみたいなので重点的に。
猫の口が届かないから溜まりやすいんですかね…?
ブラシに毛が溜まってきたら…
ポンッ!
ワンプッシュボタンで簡単に抜け毛を取り除けちゃいました(*´▽`*)
ほんとにワンプッシュ(*´Д`)
15なで目。
尻尾もスイーっとブラッシング♪
尻尾も意外と抜け毛が取れるんです。
そしてしつこく背中をブラッシングしていたら…
莉玖がふらついた(;^ω^)
ちょっと力入れすぎちゃったかな…ごめん(´;ω;`)
こんな風に力の加減が上手くいかないことがあります(;’∀’)
20なで目。
尻尾の付け根もよく取れますよ。
莉玖、尻尾振ってちょっとイライラしてるかも(;・∀・)
そろそろやめないとストレスになっちゃいそうです…
25なで目。
急がなきゃ、と思ってちょっと焦った途端…
ブラシが脂肪にひっかかっちゃった(*_*)莉玖嫌がってます…
こんな風に脂肪に引っかかったりしない限り、最初の方は気持ちよさそうにすることもあるんですけど、長時間ブラッシングすると嫌がることが多いですね(;^ω^)
今回みたいに2分でささっとやるくらいなら大丈夫♪
ということで、ブラッシング終了~
最後にもうワンプッシュ!
取れた抜け毛がこちら。結構少な目ですね。
丸めるとこれくらい。鳥の巣っぽい。
普段もっと多く取れるはずなのに、今回に限って少ない…(´・ω・`)
たぶん、前日にも軽くブラッシングしちゃったからですね(;´・ω・)
週一くらいで良いんですけど…
次は銀(*’▽’)
我が家一の巨体くんです。
改めて見ると、体に対してブラシがちっちゃいですね(;´・ω・)
それもそのはず、このファーミネーターは‟小型”猫用です。
銀は骨が太くて大きく、体重は6㎏。
どこが小型やねん(‘ω’)ノ
銀には大型猫用のブラシを用意した方が良さそうですね…
なんてことを考えながら莉玖と同じ要領でブラッシングして…
これくらい。莉玖より多めでした。面積が広いから当たり前と言えば当たり前ですが。
これほどの毛が猫の体内に入ると思うと…恐ろしいですね(´;ω;`)
毛の長さは短いですが、アンダーコートの量は結構多いみたいで、いつもよく抜け毛が取れます。
丸めると‟まっくろくろすけ”でしかない(´・ω・`)
ブラッシングのあと、この丸めた毛玉で遊ぶのが日課です(*´▽`*)
最後は凛(^^♪
3匹の中では一番毛が長いです。
莉玖や銀がスムーズにブラッシングできるのに対して、凛は上手く毛をとかせないことがありますね。
3匹の毛を並べてみると…一目瞭然。
凛の毛は5㎝以内に収まってはいるものの、莉玖や銀に比べると長く、5㎝近い長さがあるんですよ。
今私が使っているファーミネーターは5㎝以内の短毛種用。
凛の毛を上手くとかせないことがあるのは、凛に今のファーミネーターが合っていないからかもしれないですね…
うーん、長毛種用買った方がいいのかな…?
凛はこれくらい。
そこそこ取れました。3匹の中だと一番多いくらいですかね。
丸めるとこんな感じ。
凛の毛はとにかくやわらかくてふわふわなので、毛玉ももふもふしていてつい触っちゃいますw
実験終了~
時間を制限して我が家の猫3匹をブラッシングし、抜け毛の量をお見せしましたが…
2分であの量、脅威的だと思いませんか?
20分もやったら猫の毛が全部なくなっちゃいそうな勢いです(;^ω^)
噂通り抜け毛がごっそり取れるとわかっていただけたところで、私がファーミネーターを5年間使った正直な感想もお話しします。
ファーミネーターを5年使った今だから言える、正直な感想
名実ともにブラシを代表するファーミネーターですが、もちろん欠点もあります。
まずはメリットから♪
一つの美点から生み出される、3つのメリット
実験でお見せした通り、ファーミネーターの一番の良さは抜け毛がよく取れること。
抜け毛がよく取れることによるメリットは3つあると私は考えています。
第一に、猫の体内に入る毛の量が減ること。
猫は自分の体を自分で舐めてキレイにする習性があるので、その際に抜け毛の多くが猫の体内に入ってしまいます。
普通体内に入った抜け毛は口から吐き出したり、ウンチと一緒に出てきたりするんですが、あまりにも抜け毛が多いと猫の負担が増えると思うんです。
猫は吐きやすい動物とはいえ、吐くことが負担にならないわけではありませんしね(;´・ω・)
だから、ファーミネーターを使うことで抜け毛を取り除き、猫の体内に入る毛の量を減らすことで猫の負担もかなり減っていると思います(‘ω’)ノ
また、体内に入った抜け毛を吐き出したり、ウンチと一緒に出すことができず、毛玉が体内に溜まると‟毛球症”という病気になることがあるんです。
ひどいときは手術でお腹に溜まった毛玉を取り出すこともあるとか…
そういった猫特有の‟毛玉”に関する病気にならないためにも、私たち飼い主がより多くの抜け毛を取り除いてあげることが大切なんですよね(*^-^*)
第二に、ブラッシングの頻度が減ること。
一回のブラッシングで取れる抜け毛の量が多いので、頻繁にブラッシングする必要がないんです。
飼い主にとってもありがたいことですし、我が家の猫たちのようにブラッシングが苦手な猫ちゃんにとってもメリットになりますよね♪
飼い主、猫共々ストレスが減って一石二鳥(*´▽`*)
また、機能説明で紹介した‟ワンプッシュボタン”と‟フィットするグリップ(持ち手)”によってスピーディーなブラッシングが可能になり、さらに時間短縮&ストレス軽減の効果ありです(*´Д`)
ファーミネーターが一台あるだけでいったい一石何鳥なんだ…(;’∀’)
そして第三に、部屋に散らばる猫の毛の量が減ること。
これは飼い主にとっては得点高いですよね~!
特に抜け毛の多い時期になると、2日も掃除機をかけずにいると部屋の片隅に抜け毛の塊がふわふわ…
その抜け毛たちを掃除機で吸っていると掃除機のヘッドに抜け毛が絡まってもう…いやーー( ;∀;)なんてこともしばしばでした。
でもファーミネーターでちゃんと抜け毛を取り除いていれば、部屋に散らばる抜け毛の量もかなり軽減できて、お掃除が楽チンになりますよ(^^♪
抜け毛がごっそり取れるというファーミネーター最大の特徴が、たくさんのメリットを生み出しているんですね( *´艸`)
ただ、美点は欠点になりうるんです…
ということで、次はファーミネーターのデメリット。
優等生ファーミネーターの意外なデメリット
先ほどお話しした通り、抜け毛がよく取れることは多くのメリットになり得ます。
でも……抜け毛が取れすぎて心配になることがあるんです( ノД`)
まず、必要な毛が抜けていないかどうか。
たくさん抜けすぎて、これは必要な毛まで一緒に抜けてないか…?と不安になることがあります(^▽^;)
でもよく見てみると、取れた抜け毛のほとんどがふわふわなアンダーコート。
表面を覆っているオーバーコートはほとんど抜けてないんです!
たぶん、無理やり毛を抜くんじゃなくて、抜けそうになってる毛をかき出す感じなので上手くアンダーコートの抜け毛だけを取り除けるんですね…(*’▽’)
やるな、ファーミネーター。
そしてもう一つ気になるのが、抜けすぎてハゲちゃわないかどうか。
特に抜け毛の時期は、やればやるほど抜け毛が取れてキリがなくて、そのままやり続けたらハゲると思います(^▽^;)
というか実際、‟ファーミネーターでハゲた”という書き込みはよく見るので、やっぱりやりすぎるとハゲるみたいですね。
ただ、それはファーミネーターに限らず、よく抜け毛が取れるブラシならハゲる危険は同じようにあると思います。
ハゲるかハゲないかは飼い主の加減次第なので、まだ抜けるからと言ってブラッシングし続けないようにしましょうね。
私の場合、長くて5分くらいですかね…
まだ取れるなと思っても、せいぜい両掌いっぱいくらい取れたらやめるようにしてます。
そして、ファーミネーターを使っていてちょっと不便だなと思うことが一つ。
手足や顔、骨回りなどのブラッシングがしにくいこと。
ファーミネーターの刃の部分はステンレス製で硬く、獣毛ブラシなどの柔らかいブラシのように、猫の体の曲線に沿った形に変形することができません。
だから、手足や顔の骨が出ている部分はブラッシングがかなりしにくいですし、抜け毛があまり取れません。
胴体や尻尾はブラッシングしやすく抜け毛もよく取れるので、いつもは胴体を重点的にブラッシングし、手足や顔はほぼスルーしてます(;^ω^)
それでも結構な抜け毛が取れて、猫の体内に入る毛や部屋に散らばる毛は大幅に減るので、ブラッシングしにくい部分はする必要はないかなと思っています。
どうしても気になる方は、細かい部分のブラッシング用に他のブラシやコームを使うことをオススメします♪
結果、買ってよかった!!まさにお値段以上♪
今回は抜け毛取り用ブラシ、ファーミネーターについて紹介しました♪
悪いこともいろいろお話ししましたが、総合的には大満足な商品です( *´艸`)
ギザギザの刃で多くの抜け毛を取り除けて、ワンプッシュボタンやグリップのおかげでスピーディーなブラッシングが可能に。
それによって猫と飼い主のストレスが軽減できちゃうという、とっても優秀なブラシです(*^-^*)
もちろん多少のデメリットもありますが、飼い主の工夫次第で解決できるようなものばかり。
致命的な欠点はないと思います。
多少お高い値段設定になっていますが、その優秀さに加え、5年使ってもピンピンしているくらいの頑丈さも持ち合わせているので、総合的に考えれば安いくらいですよ(*’▽’)
ただ一つだけ注意してほしいことがあります。
正規品の性能には遠く及ばないような、安価な模倣品が多く出回っています。
模倣品の中には粗悪品も含まれていて、以下のようなトラブルが起こる場合があるようです。
- 刃の先端の加工がきちんとされていないため、猫の皮膚を傷つける恐れがある
- 刃が尖っていないため、抜け毛が取れない
- 金属が錆びて長持ちしない
- 持ち手に芯が入っていないため、持ち手が外れてしまう
ファーミネーターを購入する際は、その商品が正規品なのかよく確認してくださいね!!
ただネットでは、正規品のロゴや写真を無断で使用している模倣品も出回っていて正規品を見分けにくいので、不安な方はペットショップで購入することをオススメします。
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優等生ファーミネーターが、あなたとあなたの愛猫ちゃんの生活をより快適なものにしてくれること間違いなしです(*´▽`*)