猫ちゃんにもいつかはやってくる「老い」。
皆さんの猫ちゃんはおいくつでしょうか?
「あれっ?さっきご飯を食べたのにまた欲しがるの??」
「えっまた粗相??」
など「いつもと違うな…」と心配になる方もいらっしゃるのでは…。
もしかしたらそれはボケの始まりかもしれません。
老猫になればなるほど、人間と同じようにやはりボケてくる猫ちゃんもいます。
実は我が家の猫はもう10歳(メス)。
そろそろ老化を感じ始める年齢です。
でも、そんなのんびりしたおばあちゃん猫もとってもかわいいんですけどね!
それでは「猫のボケ症状」についてお話ししたいと思います。
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猫のボケってどんな症状?
粗相が増える
あなたの猫ちゃんは今までおトイレを間違えたことがありますか?
あるとしたらそれはどのくらいの頻度でしたか?
ほんの時々ならご安心ください。
それはただ単に間違えたり拗ねたりしたのかもしれません。
でもあまりにも頻繁だったり、理由がわからない粗相をしていて、年齢が15歳以上だったら要注意です。
ほかにも症状がないかどうか様子を見てあげると良いでしょう。
食事をしたのに忘れて何度も要求する
さっきご飯を食べたばかりなのに「またちょうだい」とばかりにニャーニャーニャー。
あらあら、ずいぶん食欲旺盛ね。
いえいえ、ちょっと待ってください。
それ、猫ちゃんのボケのせいかもしれません。
「さっき食べたのにまた食べる。」や「何度食べても要求してくる」という症状があったら、年齢によるボケを疑ったほうがいいかもしれません。
突然大きな声で何度も鳴くようになる
夜中に突然「ニャーオニャーオ!」と大きな声で鳴きだしたりしていませんか?
発情???
いえいえ、年齢が高齢の場合はボケているかもしれません。
声が大きすぎたり、鳴きやませようとしても鳴きやまない場合は、ちょっと心配です。
ほかにも症状がないか、照らし合わせてみましょう。
今まで行動していた時間に寝るようになり、逆に寝ていた時間にせわしなく動き回ったりする。
人間と一緒に暮らしていると、夜行性と言われている猫も人間と同じように「夜は寝て、昼間は動き回る」生活に変化してきます。
しかしそれが、高齢になり生活パターンが急に変わったら、それはボケの症状化かも…。
例えば、今まで一緒に寝ていたのに突然夜に徘徊するようにグルグル歩き回ったり、または活発に動き回る夕方の時間になぜか声をかけてもずっと寝ていたり。
もしそんな様子が見られたら注意してあげてください。
今まで覚えていたしつけを忘れてしまう
トイレのしつけはもちろんの事以下のような症状もボケと言えます。
- 爪とぎの場所を急にお構いなくするようになったり
- 猫にお座りを覚えさせていたのにできなくなった
- 噛み癖のしつけを忘れて噛みついてくる
「覚えていたのに何で!?」と叱ったりせず、ほかの症状と慎重に照らし合わせて、年齢による症状が始まっていないか確認してみてあげましょう。
もっと愛する猫ちゃんでいてもらうために。
それでは、猫のボケ症状についてまとめてみましょう。
猫のボケ症状は…
- 粗相が増える
- 食事を忘れる
- 突然大きな声で鳴く
- 生活時間が逆転する
- 躾を忘れる
が主です。
症状が複数見られたらまずは動物病院へ連れて行ってあげましょう。
緩和できる方法を相談できるかもしれません!
今回は、猫のボケとその症状についてお話してみました。
みなさんの愛する猫ちゃんが、歳を取ってもどうか元気いっぱいで過ごせますように。
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