猫用の食器には種類だけでなく高さもさまざまです。
高さがあったほうが良いのか、はたまた出来るだけ床に近い高さの方が良いのか…迷う方も多いはず。
猫ちゃん自体は喋れませんから「どっちの食器がいい?」なんて訊いても分かりませんね笑
そこで今回は、そんな「猫の食器の高さ」について、ご紹介してみたいと思います。
スポンサーリンク
お店で売られているものにはどんなものが多い?
猫の食器って、デザインはもちろん、その「高さ」も本当に多種多様。
あえて床から高めに作ってあるものから、ごくフラットなものまで。
デザインが気に入ったと思ったら「この高さで本当に良いのかな…」と購入するのに戸惑うこともあるかと思います。
店頭で売っている商品で、主流なタイプはどのようなものなのでしょうか。
多くのものは大体が「床から1~3センチくらい上がっているもの」であるような気がします。
実際、野良の猫ちゃんは地べたに近いところで食事をすることが殆どでしょうし、猫がこの「床から1~3センチくらい上がっているもの」で食事をする姿は、よく見慣れた猫ちゃんの食事風景でしょう。
しかし、近頃床に近い場所に食器を置いて食事をさせると猫に負担がかかる!とも言われているのです。
猫の食べるときの姿勢と負担
人間も、食事中の姿勢が悪いとお腹が圧迫されていい食事が出来ないといいます。
猫も実は同じように、床に近い場所で食べる姿勢に負担があるのではないかと言われているのです。
どの場所に負担がかかっているのかなと思いますが、「食べる姿勢」をよーく見てみましょう。
■猫の食べる時の姿勢
- 首が背骨よりも下がっている
- 頭を下におろして食べる
- その頭と首を下におろしたまま食事を飲み込む
- 前かがみの姿勢で関節に負担が掛かる
う~ん…たしかに負担が掛かりそうですね。
そこで、猫の食器の高さを上げることで、その首のラインをまっすぐにさせてあげることが出来るので、猫にも良いというのです!
■食器に高さがあることで、猫にとって良いこと尽くめ!
- よくある猫の「ご飯の吐き戻し」が少なくなる
- 関節への負担を軽減できる
- 猫がうっかりぶつかってこぼしてしまうことも少ない
これは良いことばかりです!
やはり高さがあるほうが良いのですね。
それでは実際にどのくらいの高さのものがお勧めなのか見てみましょう。
猫の食器の高さは、どのくらいのものが良いのか?
これは自分の猫に買ってあげるときに私も悩みました。
かわいいデザインのものでも高さが足りない…
高さのあるものはデザインが好きなものがない…
など好みにぴったりのものがないからです。
■平均的な高さを見てみると
高さのある食器の種類を見ると、床から5センチ~10センチが多いように思います。
買うならやはり、猫ちゃんの身長にあわせて飼ってあげるのが一番でしょう。
え?猫ちゃんの身長を測ったことがない?
そうですね、そういう方も多いでしょう。
「ちょっと測らせて~」なんて言って直立不動のままじっとしてくれる猫ちゃんなんてなかなかいませんものね。
もちろん我が家も然り。笑
平均的には大体8センチくらいが通常の大きさの猫ちゃんに良いようです。
ためしに我が家の猫に8センチの餌台を、雑誌などで調整して設置してみてあげてみたところ、はじめ不思議そうにしていましたが、ずいぶんといつもよりもエレガント(!)に食事をしているように見受けられました!
食器の高さは老猫にも優しい設計!
子猫ちゃんのうちは、食器の高さも8センチなくても良いでしょう。
よくペットショップに売られている猫ちゃんの食器を見ても、高さのあるものを使っているペットショップは少ないですよね。
身体が小さいので、特に必須という訳ではないように思います。
ですが、年をとった老猫の場合、この食器の高さは優しい設計だとしみじみ感じます。
人間でもそうですが、年をとると動きの一つ一つに負担が掛かることを実感することがありますものね。
特に老猫は吐き戻しが増えたり、関節の病気になる猫も多いので、高さのある食器が必要になってくるのです。
まとめ
- 通常お店で売られているものは床から1~3センチくらいのものが多い
- 実際は猫に優しいのは8センチ前後の高さがある食器
- 老猫には高さのある食器は必須!
いかがでしたでしょうか?
これが私の「猫の食器の高さの選び方」です。
皆さんの猫ちゃんにぴったりの高さの食器を使ってあげて、健康にも注意してあげられたらいいですね!
どうぞ、更に幸せな猫との生活をお過ごし下さい。
スポンサーリンク