ロシアンブルー

見た目の上品さやその穏やかな性格から、常に人気の高いロシアンブルー。

綺麗でかわいくて、ずっと見ていたい!と思ってしまいますよね。

そんな人気のロシアンブルーにも、「抜け毛」の問題はあるのでしょうか。

 

あるとしたらどのくらい?

その対策は!?

 

そこで今回は、“猫大好き!ロシアンブルーと暮らして10年”の私が、ロシアンブルーの抜け毛についてお話したいと思います。

抜け毛があっても、やっぱりかわいいんですけどね。笑

 

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美しい毛を持つロシアンブルー。抜け毛の量は、「一日に○○くらい」!

座るロシアンブルー

ブルーともシルバーともいえるしっとりとした毛を持つロシアンブルー。

他の猫にはない毛色に、思わずうっとりして家族の一員にする方も多いはず。

そんなロシアンブルーは『短毛種』

その毛はダブルコートと呼ばれる『アンダーコート』と『トップコート』による二重の毛で覆われています。

二重の毛で覆われているから、しっとりとしたまるでビロードのような手触りになるのですね。

ですので、見た目よりもずっと多い毛で覆われていることになります。

二重の毛で覆われたロシアンブルー。抜けやすいのは○○コート!

では、そんなダブルコートのロシアンブルー。トップコートとアンダーコート、どちらの毛が抜けやすいのでしょうか?

 

それは、アンダーコートです。

アンダーコートは体温調節のような役割を持った毛なので、それが抜け替わって夏や冬に備えるのです。

アンダーコートはトップコートよりも毛が細く短いため、抜け落ちていても気づかないことも多いかもしれません。

実際に抜け落ちるのは一日にどのくらいの量?

一般的に、ロシアンブルーは他の猫種と比べると毛落ちが少ないといわれます。

それは、短毛であることが一番の要因です。

また、大変綺麗好きですので、ロシアンブルーが自分で頻繁に毛づくろいをします。

我が家のロシアンブルーもいつもペロペロ体中を綺麗にしていますよ。

その様子はとてもかわいらしく癒されます。

 

ただ、毛落ちが少ないといってもそこは猫。

やっぱり家のそこら中に落ちているといっても過言ではありません。笑

掃除機で家を毎日隅々まで掃除していても、グレーの毛が掃除機に入っています。

 

特に小さい子どものいる我が家では、子どもがアレルギー持ちのため丁寧に掃除をしています。

その掃除機のゴミを毎日捨てて一日の量を見ていますが、一日で大人の手のひらの半分くらいの量は抜けているんです!

アンダーコートは「空を飛ぶ」!?

我が家では掃除機を掛けた後に、掃除用のウエットシートで床中を仕上げとして拭きあげています。

すると、掃除機を隅々まで掛けた後なのにそのシートにはまた猫の毛がついているんです。

これには驚きます!

 

なぜでしょう。

アンダーコートは“毛が細く短い”というのは上で書きました。

そうです、掃除機をかけることでその細く短いアンダーコートが宙を舞っているのです。

 

え~っ!それじゃあ掃除しても掃除しても仕切れないじゃない!

と思ってしまいますね。笑

 

我が家は朝、掃除機のあと濡れたシートで拭き掃除をして、夕方にもう一度簡単に拭き掃除だけをしています。

それからカーペットは敷きません。

それだけで、アレルギー持ちの子どもたちもくしゃみをすることすらありませんよ。

抜け毛を最小限に防ぐ2つの方法

寝転ぶロシアンブルー

「ロシアンブルーは抜け毛が少ない方」と言ってもそこは猫。それなりに抜け落ちます。

それは猫ちゃんと一緒に住む上では避けては通れないことですね。

 

そんな抜け毛も、あること2つをしてあげれば減らすことが出来ます。

1.ブラッシング

犬も猫も、やっぱりブラッシングは欠かせません。

スキンシップにもなりますので、是非毎日の日課にしてあげたいですね。

 

お仕事をされていて毎日は難しい!という方は週末だけでもいいでしょう。

ブラシを掛けてあげることで、落ちようとしていた毛がブラシにとられますので、部屋に落とす量を減らすことが出来ますよ。

2.シャンプー

猫は水嫌いで有名ですが、月に1度程度でいいのでシャンプーをしてあげると良いでしょう。

その際は猫ちゃん専用のシャンプーを使ってあげてください。

これも、抜け落ちようとしていた毛が流され、また他の毛もふわっとして抜け毛対策になりますよ。

シャワーをジャーっといきなりかけると猫ちゃんもびっくりしてしまいますので、ぬるめのお湯を手のひらですくって、少しずつぬらしてあげるようにしてみてください。最後は仕上げに弱い水圧でそーっとシャワーで流してあげればOKです。

出た後は風邪を引かないように乾かしてあげることも忘れずに。

 

ただ、お風呂が本当に嫌いな猫ちゃんもいます。

よっぽど嫌いなようでしたら、猫にもストレスになります。

ロシアンブルーは短毛ですので、無理してシャンプーは行わずに、その場合はブラッシングの頻度を増やしてあげれば大丈夫ですよ。

 

この二つ(あるいはひとつ)を行うことで、ずいぶんと抜け毛が部屋に落ちるのを防ぐことが出来ます。

かわいいロシアンブルーとのスキンシップという意味でも、出来るだけ行なってあげたいですね。

ロシアンブルーの抜け毛はいつの時期が多いの?

床で寝るロシアンブルー

猫ちゃんを飼う上では欠かせない抜け毛も、実は時期によって抜け落ちる量が違います。

季節の変わり目、つまり春と秋。この時期が抜け毛が一気に増える時期となります。

 

先にお話しましたように、アンダーコートは体温調節の役割をしてくれています。

そのアンダーコートが春と秋に、「夏に向けて」あるいは「冬に向けて」、猫ちゃんの身体を守る準備をしてくれる訳ですね!

 

あなたのかわいいロシアンブルーも然り。ちゃんと季節の準備をしているんです。

まるで人間の衣替えの準備のようですね。

 

うちの猫ちゃんも衣替えをしている…そう思うと、抜け毛の増える時期もなんだかかわいいものに思えませんか?

春と秋。この時期は特にまめに掃除を行なうことで、気になる抜け毛も気にならなくなるでしょう。

 

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まとめ

手を挙げるロシアンブルー

猫ちゃんを家族に迎え入れる上で外せない「抜け毛」の問題。

今回は、ロシアンブルーも他の猫と同じように抜け毛があることと、その対策についてお話しをました。

それでは、以下にそのロシアンブルーの抜け毛についてまとめてみましょう。

ロシアンブルーは短毛種

  1. その毛はダブルコートで、アンダーコートとトップコートによって覆われている。
  2. 一般的に抜け落ちるのはその「アンダーコート」。細くて短い。
  3. 細くて短いため、掃除機だけでは取りきれないことが多く、仕上げに拭き掃除を入れることが重要。
  4. 一日に抜け落ちる量は大人の手のひらの半分くらい
  5. 抜け毛が多いのは春と秋。ブラッシングとシャンプーを取り入れてうまく付き合いましょう。

 

今回は“猫大好き!ロシアンブルーと暮らして10年”の私が、ロシアンブルーの抜け毛について書いてみました。

猫の抜け毛も衣替え!人間と同じように一緒に付き合ってあげたいですね!

 

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