年老いた老猫。飼い方は今のままでいいのかなと不安な人も多いはず。
実は私も、飼い始めて10年ちょっとの猫と一緒に暮らしています。人間で言えば50歳前後。
今までしなかった粗相をしたり、知らぬ間に怪我をしていたり…なんだかそろそろ動物病院にも頻繁にお世話になり始めるのかなぁと不安になってきています。
そこで「老猫になったら今までの飼い方でいいのかなぁ」と思い、実際に私が家の猫に始めてみたことと、これからしようと思っていることを描いてみたいと思います。
スポンサーリンク
まずは食事を変えてみる
まず最初に変えたのが、食事です。
今まではガリッガリッと噛み砕く粒の大きいドライタイプでした。
しかし、なんだか最近よく食べたものを吐き出すことが増えたのです。
はじめは「猫なんてよく吐くし」なんて思っていましたが、回数が増えるにつれ不安に…。
吐いたもの見てみると、キャットフードが噛み砕ききってないものがあるのです。
「もしかして、噛む力が弱くなってきているのかな。」と思いつき、少し粒の小さいものに変えてみました。
対象年齢も、もう「シニア」のフードです。
ちなみに、キャットフードのシニアって意外と少なくありませんか?
粒の大きさだけを見てると、「あれっこれは成猫用だった!」なんてこともしばしば。
購入後に封を開けてしまっては返品も出来ません。…って実はこれ私やりました。勿体ない。
整理しておくと、
・粒が大きくない噛み砕きやすそうなもの
・対象猫は「老猫」。つまり「シニア」
という感じです。パッケージをよく見れば、大体のキャットフードの中身って分かりますよね!
今はネットショップでもキャットフードは買えますね!その際は中身がどんなものなのかを確認してからのほうが良いのかも知れないですね。
新しいキャットフードを与えてみる
フードを変えるときは、いきなり一気に変えずに、今までのフードと混ぜたほうがいい…とはよくいいますよね。
でも我が家の猫はフードが変わっても意外とよく食べました。
むしろ、前より美味しそうに食べていました。
そしてぺろりと平らげた後、少し様子を見ていましたが、吐き戻しはありませんでした!!
「えーっもっと早く変えてあげればよかった!」と思いましたよ。
「噛み砕けないなら言ってよ~」ってね。
いえいえ、猫は喋れないですね。
それからというもの、我が家はこの粒の小さいキャットフードがお決まりです。
ちなみに、さらに老猫ちゃんの場合は、噛む力だけでなく食欲も落ちるのでウェットフードを少しずつ食べさせるようになるようです。
更に歯が抜けるようになると、流動食のようなものがいいそうですよ。
やはり、年齢にあわせた食事は大切なのですね。
フードはこれでよし。では愛する老猫ちゃん、粗相はありませんか!?
猫の粗相は先手!
これは私が実践してうまくいった方法ですが、まあとにかく先手先手で「粗相されて困るものは片付ける」ですね。
猫の嫌がるアロマやらを試そうとも思いましたが、なんだか気が咎め…。だって、愛する猫ちゃんですよ?嫌がることをするなんてかわいそうじゃないですか。
ということで、粗相されて困るものはまめに片付けました。
たとえば玄関の靴。まめに靴箱にしまいます。
たとえばラグマット。高価なものは仕舞い、洗濯しやすいものに変えたり、敷くのをやめた部屋もあります。
家族がおきっぱなしのカバンにもやられましたね。
それも、まめに片付ける。
大体が、床に置きっぱなしだからされるんです。
だから片付ける。
シンプルですがそれが一番正解でした。
さてフードと粗相について紹介してきましたが、最後に、我が家が今課題にしていることを紹介いたします。
老猫に欠かせない「怪我」
以前は何事もなくぴょんと飛び乗っていた棚。
最近、そこに飛び乗るときや飛び降りるときに失敗することが増えてきました。
「あ~お気に入りの棚の上にジャンプしようとしているなぁ~。お尻フリフリして狙いを定めているなぁ~(←これがかわいいんですよね)。」
と思って見守っていると…
ドシャーン!!!!!
「あぁっ失敗している!もうっ」
そのときの飼い主の心情ったらないですよね。
しかも、猫ちゃんは失敗したからやめれば良いのに、しばらくしたらまた挑戦しちゃうんだからもう、こっちはひやひやです。汗
そして先日、わが猫の足の裏に擦り傷が…。
もうこのままではだめだなと悟りました。
この棚のジャンプのときに、怪我をしないようになにかクッション材を置くか、もしくはジャンプのつなぎになる台を用意してあげようか。
それが今の課題です。
まとめ
- 噛む力が弱くなってきたなと思ったらフードを変えてあげる。※シニア用、噛み砕きやすいものがおすすめ
- 粗相には先手先手!されて困るものは出しておかない。
- もしくは家具をされてもいいものに変える。※掃除しやすいもの
- 最後に、家の中の怪我をしやすい場所は見直すべし
これが私の老猫の飼い方です。
そして、くれぐれも猫ちゃんの定期健診は忘れずに。
きっと少しでも心の準備をしておけば、少しは余裕を持って対応できるはず。愛する猫ちゃんのためにも、来たる老後を幸せなものにしてあげたいですね。
スポンサーリンク